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サポート校には、レポート指導するだけの塾的存在(補習塾)から「無認可」高等学校を自称する団体まで様々な形態があり、「学校選び」の際は充分な検討が必要になります。
 
もともとは学習塾や家庭教師が兼業だったのが、昨今の少子化によって、生徒数確保が困難になった結果、サポート校として活動をはじめたという学校です。本業の塾以外に、サポートコースをサブで入れた形態です。指導内容は、レポート指導が中心で、「3年間での高校卒業」は実現困難となっているのが現状です。
 
もともとは学習塾や家庭教師が兼業だった教育機関が、サポート校を活動の中心に据えて、はじめた学校で、1の変形・発展した形態です。入学した生徒は、同時に協力関係にある通信制高校に入学します。そして「3年間での卒業実現」を大前提に指導されます。通信制高校とは何らかの協議を持ち、一方の約束事の上で、「業務協力」を取り付け、生徒を支援する学校です。ただし、業務協力とは、レポートの一括送付・返送やスクーリング日時の特別枠設定などに限られており、それ以上の協力関係はありません。具体的な教育内容は既存の高校を模しています。このタイプのサポート校は、学習塾などが容易に開校しますが、不登校の生徒や生活指導に問題のある生徒の対応が十分にできていないため、入学後すぐに多くの生徒が退学しているケースが多いことが実情です。
 
独自の特色を前面に打ち出し、「無認可」ではあるが高校という自負のもと、生徒指導をおこなっている学校です。2のさらに発展した形態といえます。レポート作成のための指導は、授業(スクーリング)という形態をとって「高校教員」が直接指導し、レポート提出までのフォローをサポート校スタッフが担当します。通信制高校との関係は、2の場合と同じ「業務協力」の関係ですが、2が高校卒業に必要な科目の指導を中心におこなっているのに対し、この学校では、通信制高校内に設定されている科目以外に、生徒の進路に合わせた「独自の科目」が用意されています。ただし、それらの科目はあくまでサポート校独自のものであり、いくら勉強しても通信制高校の「卒業単位」にはなりえませんので、かえって生徒の卒業への負担になっている場合があるようです。このタイプの学校は、目標がしっかり定まっている生徒が通学するのには適当な学校といえます。
 
学校法人である専修学校(高等過程)が通信制高校と連携し、専修学校の本来の目的である「技能修得」とともに、高卒の学歴を同時に取得できる学校です。一般に「技能連携校」と呼ばれ、1〜3までのサポート校とは一線を画する形態の学校です。入学の際には、ほとんどの学校で学科試験が課され、全員が入学できるとは限りません。また、近年では、技能修得だけでは既に生徒が集まらないため、本来の目的である技能修得の部分を放棄し、高卒学歴修得だけに特化した学校が後を絶ちません。
 
1〜4までの既存のサポート校とは、まったく違った形態のサポート校が「提携・複合型」サポート校です。これは、通信制高校(総合高校)との業務提携により誕生した新しいタイプのサポート校であり、3と違う点は、履修した「あらゆる専門科目が卒業単位として認定可能」になることです。通常授業は平日に「提携先の高校の教員」が担当し、2年次からは、「目的別コース・クラス編成」になります。高卒学歴と同時に、生徒の希望進路を無駄なく実現できるサポート校と言えます。
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